整形地である為
バリューアップの難しい対象地。
隣地に着目、水路払下げ申請により
土地の価値を高める。
整形地である為、バリューアップが難しい。
隣接地に着目。本来の用途・目的を既に失っている水路を発見
官民の境界手続き並びに払下げ申請によりバリューアップを実現
対象物件は賃借人が居住中である築55年のアパートでした。築年数の経った不動産は建物としての価値は非常に低く、ご相談頂いた売主様への提示価格は更地価格から解体費や賃借人様の転居費用などを差引した価格となってしまいます。対象地は整形地であり、元々の土地としての価格はもちろん高いのですが、整形地であるが故、それ以上にバリューアップを図る方法を見出すのは難しいものでした。
そこで、隣接する土地に着目し、隣接地に本来の用途・目的を失っている水路を発見。対象地は当時約130㎡であり、板橋区の最低敷地面積70㎡を考えると、2宅地に分筆することは不可能でした。しかし、隣接する水路の払い下げを行い取得することが出来れば、対象地は140㎡を超え、分筆することが可能となり、対象地の価格は大きく伸びます。そこで、できるだけ売主様にご納得をして頂ける価格を提示したいとの思いから、払下げを受けられることを前提とした価格でのご提案をさせて頂きました。
その後は、行政への官民の境界手続きを踏み、水路の払下げ申請を行い、無事、土地としての価格のバリューアップを実現致しました。
一般的に水路の払い下げには約1年間の期間を要する為、たとえ、水路部分を発見したとしても、対象不動産について、単純に建物や土地としての価値のみでの価格提示をする不動産会社が多い中、弊社は、付加価値形成の可能性を追求し、お客様にご納得頂ける価格提示を行う会社です。
147.38㎡
板橋区成増